平成30年度マリンバイオテクノロジー論文賞を受賞いたしました。
[2019/11/12]
 弊社が参加しておりました共同研究プロジェクトの成果が、平成30年度マリンバイオテクノロジー論文賞を受賞いたしました。
 これまで、マダイの養殖においては、商品価値の低い色素が欠落した透明マダイが一定数出現することが問題となっておりましたが、当研究において、事前に透明マダイをDNAマーカーによって識別する技術を開発し、種苗生産に活かすことが可能となりました。また、この成果を元に、魚類の色と遺伝的要因に関する基礎的な知見が得られることが期待されます。
 当論文は、まる阿水産・澤山先生(現日本大学)、愛媛大学の先生方、弊社の共同研究であり、弊社は、開発されたマーカーの検証の一部を分担いたしました。
 研究でお世話になりました皆様には、厚く御礼申し上げます。
 弊社は、研究、開発の分野においても、社会に貢献できるよう精進してまいりますので、よろしくお願い申し上げます。
 
 マリンバイオテクノロジー学会賞・マリンバイオテクノロジー論文賞
 日本大学サイト

農研機構 生物系特定産業技術研究支援センターの普及優良事業として選定紹介されました。
[2019/11/05]
 弊社が参画しておりました、農林水産業・食品産業科学技術研究推進事業(実用技術開発ステージ)「種苗生産の早期安定化と放流効果の正確な判定によるクルマエビ類の栽培技術の高度化」プロジェクトが、国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 生物系特定産業技術研究支援センターの普及優良事業として選定され、紹介されました。
 当事業では、クルマエビとヨシエビの成熟と産卵を安定的に制御し、生産された種苗を放流し漁業資源を保護・増大させることを目的としておりました。
 当事業は、平成22年~25年の(4年間)に、愛知県水産試験場を中核機関とした6機関の共同研究開発事業で、弊社は、放流された種苗の追跡調査を行うマイクロサテライトDNAマーカーの検証、および、DNAマーカーによる追跡調査を分担しておりました。
 
事業実施時にお世話になりました関係機関の皆様には、厚く御礼申し上げます。
 
研究成果の普及優良事業紹介