昨今、社会問題化しているアスベスト(石綿)は、1970年から1990年にかけて大量に輸入され、その多くが建築物の建材として使用されてきました。建材にアスベストが使用されているかどうかは、その建築物の竣工年によりおおよその見当はつきますが、分析を行うことでより明確になります。当社では、多くの実績と経験に基づいて建材等のアスベスト分析(クリソタイル、アモサイト、クロシドライト、トレモライト、アクチノライト、アンソフィライト)を行っています。 分析内容
(1)分析項目
(2)アスベスト調査の流れ
(3)アスベストの種類
岩石を形成する鉱物のうち、蛇紋石の群に属する繊維状のけい酸塩鉱物(クリソタイル)および角閃石の群に属する繊維状のけい酸塩鉱物(アモサイト、クロシドライト、トレモライト、アクチノライトおよびアンソフィライト)をいいます。 「繊維状の」とは、アスペクト比(長さ/幅)3以上の粒子のことをいいます。 アスベストの種類と顕微鏡で観察したときの分散色は以下のとおりです。
(4)主な機器設備
関連法令
主な基準値
◎建築基準法による石綿規制 規制対象建築材料として0.1%を超えるものとされています。 |
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