株式会社日本総合科学

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食品衛生検査サービス

Food Hygiene

ヒラメのクドア寄生虫検査

ヒラメ筋肉に寄生するナナホシクドア

かつては、クドア属の粘液胞子虫は魚類に寄生するが人体への健康的な影響はないものと考えられていました。しかし、ヒラメ筋肉に寄生するナナホシクドア(学名:クドア・セプテンプンクタータ)が、下痢や嘔吐などの食中毒被害を引き起こす事例が多数報告され、これに伴い、平成23年6月17日に、厚生労働省より、生食用生鮮ヒラメへの注意が喚起されております。
弊社では、種苗生産、養殖などの一次産業、食品加工などの二次産業、流通・食品販売・飲食などの三次産業のお客様が、安心してヒラメを出荷・提供していただけるよう、クドア寄生虫検査をご提供いたします。

生食用ヒラメ
Kudoa septempunctata
(水産庁ホームページより転載)

検査の流れ

弊社では、令和2年4月7日薬生食監発0407第1号「Kudoa septempunctataの検査法について」により、リアルタイムPCR検査、および、顕微鏡の検査を行っております。

検査の流れ:図

養殖業における必要検体数

農林水産省 消費・安全局畜水産安全管理課水産庁栽培養殖課平成28年6月別添「ヒラメに寄生したKudoa septempuctataの検査方法について」によれば、国際獣疫事務局(OIE)の水生 動物衛生規約に基づき、同一飼育水・同一種苗のヒラメは、30尾以上の検査を行う事が推奨されています。

タカラバイオ社製
Thermal Cycler Dice Real Time System Ⅲ

リアルタイムPCR装置を用いることにより、ヒラメ筋肉中に存在するクドア寄生虫のDNA量を定量いたします。

価格につきましては、ロットの状況、検体数に応じて御見積させていただきます。お問い合わせ、ご用命いただければ幸いです。

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