「自然まるごと芦田川探検隊」のお手伝い
[2012/09/25]
9月22日(土)、府中市河佐峡で開催された「自然まるごと芦田川探検隊」のお手伝いに行って来ました。
このイベントは、毎年この時期に開催され今回で10回目となるそうです。主催は芦田川水系の水を守る会(福山市,府中市,尾道市,世羅町,井原市)、対象は小学生や中学生,こどもエコクラブ会員等、探検の内容はカヌー体験や自然体験学習、魚類観察です。これらの体験を通して直に自然とふれあい、自然環境の大切さや「芦田川」を慈しむ心を育むことを目的に行われています。
今回の参加者は小・中学生と保護者、スタッフを合わせて約150名、これまでで一番多くの人が参加されました。我社からは2名が魚類観察のスタッフとして参加、子供たちと一緒にペットボトルを用いた魚類採取の罠を作り、作った罠やタモ網,芦田川のアシの竿で、魚の捕獲や釣りを一緒に楽しみました。
採れた魚は、カワムツ、オイカワ、カワヨシノボリやブルーギル…。芦田川のアシを用いた竿は大きな力を発揮し、想像以上の多くの魚に子供も大人も喜んでいました。
参加されたみなさま、スタッフのみなさま、お疲れ様でした。
来年もお会いしましょう。

  
          開会の挨拶                 芦田川のアシ(竿)で釣り

神石高原町の豊松と三和で環境学習のお手伝い
[2012/09/10]
環境学習のお手伝いに行って来ました。
今回の環境学習は、地元の小学生達と一緒に魚や水生昆虫などを捕まえ、捕獲した生物の名前を調べるというものです。
福山市の北部に位置する神石高原町(豊松と三和)に行って来ました。
8月5日(日)、先ずは豊松へ…。晴れた真夏の日曜日の午後、ビレッジハウス仁吾川を訪れました。
この建物、以前は小学校だったようですが、今は宿泊施設としても使われています。この施設への訪問は、昨年に引き続き2回目。木張りの床や廊下の壁のステンドグラスなど…とても趣のある空間です。
室内でスライドを使った簡単なお勉強をした後、道路を挟んだ向かいの仁吾川で水生生物の採集を行いました。川は見た目より深く、首まで浸かって頑張る子もいました。
採集した水生生物をバケツに入れて室内へ持ち帰り、バットやシャーレに入れて水生生物の名前を調べました。
  
       ビレッジハウス仁吾川               趣のある施設内
  
      採った生物を室内で観察             カワムツ、フナ、ドンコ

9月8日(土)、三和へ…。雨が降りそうな土曜日の朝、来見公民館を訪れました。
この施設への訪問は、一昨年から3回目、施設の場所は国道182号 上井関の信号すぐ近くです。
当日の天気は下り坂の予報。野外の水生生物採集には雨降りが大敵、室内でのお勉強は後回しにして、川へ向かいました。曇り空で川の水は冷たく感じましたが、みんな元気よくタモ網採集に挑戦しました。
採集した水生生物をバケツに入れて室内へ持ち帰り、スライドで勉強した後、バットやシャーレに入れた水生生物の名前を調べました。
豊松と三和で採れた魚はカワムツ、ドンコ、カワヨシノボリ、メダカ、フナなど、底生動物はサワガニやヒル、カゲロウやトビケラの仲間が採れました。
参加してくれたみんな、お疲れ様でした。水生生物が安心して棲める水環境を維持していく為に日頃の生活でも水を大切に使い、ゴミを川に捨てないよう心がけて下さい。また、この観察会実施に伴い、現地の草刈りや事前の準備をして下さった関係者の皆様、当日同行して下さった保護者の皆さま、ありがとうございました。
今後も同様の活動を行い、地域の方々に自然環境の大切さを知ってもらいたいと考えています。
  
         現地での採集                    ミズカマキリ
  
      採った生物を室内で観察                 カワニナ