食品に混入した異物の検査のご案内


 近年、消費者の食品に関する安全性や品質は益々感心が高まっており、今日においては、異物混入の対応により企業の信頼性を失いかねない時代でもあります。
 食品製造業としては、消費者に対して異物混入があった場合の原因や、異物の特定を求められています。
 さらに、平成7年7月1日から施行になった製造物責任法(PL法)により混入した異物が「何であったか」「食して害はないのか」という消費者の問い合わせに対して何らかの解答をしなければならなくなっております。
 当社は、平素より種々多用の食品検査をおこなっており極微量な有機物や無機物及び昆虫、植物などの同定に関しても専門のスタッフや機器などを取りそろえ、異物が何であったかを判定しております。
 異物の検査が必要になりましたら、是非ご利用頂きますようご案内いたします。


分析日数
7〜30日(異物によって異なります。)
検査物の必要量
肉眼で見える程度
異物として検出される主な物質
■金属
鉄鋼:工程機械の磨耗粉,刃物の破片 ニッケル,亜鉛:メッキの剥離片
■プラスチック
PET,PE,PP:容器,包装の破片 エポキシ:塗装膜の剥離
■ゴム
パッキン,シール材の破片
■その他
人為的物質:毛髪,ふけ,歯科治療材 動植物:カビ,昆虫,骨

異物のX線による元素分析
異物の赤外分光スペクトル


各種食品衛生業務のご案内
原料、製品等各種検査 検査目的
■細菌検査 【法律の遵守・安全管理のため】
■保存検査 【賞味期限設定のため】
■栄養成分検査 【製品への成分表示のため】
■添加物検査 【法律の遵守・表示のため】
■有害成分検査 【法律の遵守・安全管理のため】
■容器等の規格検査 【法律の遵守・表示のため】
■異物検査 【クレーム対応・安全管理のため】
■検便 【安全管理のため】
■使用水・飲料水 【法律の遵守・安全管理のため】

施設の衛生検査 検査目的
■拭き取り検査 【衛生管理・安全管理のため】
■衛生点検 【衛生管理・衛生意識向上のため】
■落下細菌検査 【衛生管理のため】
■空中浮遊菌検査 【衛生管理のため】

食品衛生コンサルティング
■原材料から加工工程、製品流通までの衛生管理指導
■従事者への衛生指導(拭き取り検査時の現場指導等)
■会議指導(責任者に対する指導や情報の提供)
■衛生講習(パートや新入社員などへの一般衛生指導)
■HACCPシステム構築の支援業務
■その他食品衛生に関するコンサルティング業務

利用価値
■納品先や行政機関へ提出する商品企画書の根拠となるデーター取りに活用できます
■PL法(製造物責任法)対策実証資料に活用できます
■クレームや商品の問い合わせに対する説明資料として活用できます
■検査結果の解析により、製品の品質保持の基礎資料として活用できます
■施設、設備や従事者の衛生、安全管理のための検査による確認に活用できます
■現状把握と従業員の意識向上に活用できます
■従業員の衛生意識統一、向上
■食品衛生知識の習得
■衛生管理レベルの向上
■対外的な信頼度の向上
■的確な情報をタイムリーに収集

お問い合わせ先
厚生労働省登録検査機関 株式会社日本総合科学 食品衛生事業部
TEL:084-981-0374(直通)・084-981-0181(代表)
担当:藤井、山戸、松田


Dec.2006 [06SY0016]