PFOS/PFOAとは、PFOS(パーフルオロオクタンスルホン酸およびその塩)、PFOA(パーフルオロオクタン酸およびその塩)の略称です。親水性と疎水性両方の性質を併せ持つ優れた特性から、コーティング材、洗剤や消化剤、難燃剤、調理器具や半導体等広く利用されています。
 しかし、その優れた特性(安定性・親水性)が逆に動物等への溶解性が高く、難分解性であることから、最近の研究により発ガン作用、コレステロール代謝の攪乱などの影響が報告されています。

PFOS/PFOAの主な使用用途
消化剤、難燃剤
撥水剤や撥油剤
衣服の柔軟剤
半導体製造時のフォトレジスト
化粧品

分析方法
 高速液体クロマトグラフ-タンデム質量分析計(LC/MS/MS)を使用し、PFOS/PFOAを正確・迅速に分析いたします。

各標準5ng/mLのクロマトグラム

  検量線(0.1ng/mL〜100ng/mL)

PFOS/PFOAに関する規制
 EUでは平成18年(2006年)12月発表のEU規制の改定に伴い、「PFOS(パーフルオロオクタンスルホン酸塩)の販売と使用の制限」を発表しました。そのため、素材ごとに0.005wt%、表面処理として1μg/m2、半完品として0.1 wt%以上含まれているものは、平成20年(2008年)6月以降EUに輸出することが出来なくなりました。
 また、微量の添加で上記効果を得られるため、MSDSに記載されないことがあります。
(MSDSとは、事業者が化学物質や製品を他の事業者に出荷する際に、その相手方に対して、その化学物質に関する情報を提供するためのもの)